GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

今回は時計の隠れた技術、「ハック機能」についてご紹介いたします。

時計を手に取るたび、気になるのはその精度。

そして、時間を合わせるときに秒針がピタッと止まる「ハック機能」が搭載されていることに気づくこともあるでしょう。

しかし、実はこの機能の歴史や利用シーンには、時計に対する深いこだわりや専門的な要素が隠れています。

ぜひ最後までお楽しみください。

時計にとっての基本は「正確に時を刻むこと」。

しかし、そもそも正確な時刻にセットできなければ、どんなに高精度なムーブメントも宝の持ち腐れです。

そこで登場するのが、ハック機能。

この機能は、リューズを引いたときに秒針を停止させる仕組みです。

秒針が止まることで、時報や他の時計と“秒単位”で時刻を揃えることができます。

つまり、“時間合わせ”の精度そのものが一段階上がるのです。

このハック機能、実は軍用時計の技術から生まれました。

複数の兵士が作戦開始の“秒”を一致させる必要があったため、秒針を同期させられる機構が求められたのです。

そのニーズは現代においても変わりません。

たとえば、以下のようなシーンではハック機能が大きな意味を持ちます。

時報に合わせてきっちりと会議開始時刻を揃えたいビジネスシーン、時を記録するスポーツや撮影など、電車の発車時刻など数多くございます。

つまり、ハック機能は“使いこなすための技術”。

所有者のこだわりや意図をしっかりと反映できる、実は深みのある機構なのです。

そんなハック機能を搭載した時計の中で、今回ご紹介したいのがこちら。

BREGUET ブレゲ マリーン 5517TI/Y1/9ZU ブルー

クラシックな装飾芸術を継承するブレゲが、「海」というテーマで再構築したマリーンコレクション。

その中でもこのモデルは、現代的な素材であるチタンをケースに採用し、軽量性と耐久性を両立。

加えて、ブレゲらしい繊細なギョーシェ模様の文字盤と、自社製キャリバー777Aによる確かな精度が魅力です。

そしてもちろん、ハック機能をしっかり搭載。

時間を止める動作ひとつに、高級時計にふさわしい確かな操作感と、所有する喜びが宿っています。

ハック機能は、単なる利便性を超えて、時計と持ち主の関係を深めるギミックだと思います。

リューズを引くことで秒針が止まり、次の瞬間「時」が動き出す。

それは機械に命を吹き込むような、どこか儀式的な所作でもあります。

ぜひ一度、ハック機能を備えた時計で、“自分の手で時間を制御する感覚”を味わってみてください。

いかがでしたでしょうか。

今回は、ハック機能搭載の腕時計をご紹介させていただきました。

この機会に、精密な時間管理が可能なハック機能搭載の時計をお選びいただき、さらに活躍するアイテムを手に入れてください。

▼本日ご紹介した商品はこちら
BREGUET ブレゲ マリーン 5517TI/Y1/9ZU ブルー

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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。